Rails案件の傾向と相場
Rails のフリーランス案件は、自社サービスを運営するスタートアップや事業会社からの募集が中心です。業務委託で週4〜5日入る案件のほか、週2〜3日から参画できる副業向けの案件もあり、フルリモートで進められるものも多く見られます。
Ruby on Rails は立ち上げの速さから新規サービスで選ばれてきた経緯があり、現在は運用が数年続いているサービスの機能追加や改善、Rails や Ruby のバージョンアップ、処理の遅い箇所の改善といった仕事が目立ちます。
単価は任される範囲で変わります。実装に加えて、設計の判断、コードレビュー、古くなったコードの整理を主導できる人や、リードエンジニアとしてチームを引っ張れる人向けの案件ほど高くなる傾向があります。
Rails案件で求められる経験
Ruby on Rails でのWebサービス開発の実務経験が基本になります。あわせて、RSpec などを使ったテストの作成、PostgreSQL や MySQL の設計と SQL の調整、Git を使ったチーム開発の経験がよく求められます。
サーバー側だけで完結する案件は少なく、React や Vue.js、TypeScript を使った画面側の実装、AWS などのクラウド環境、Docker を使った開発環境に触れた経験があると、担当できる範囲が広がります。
歓迎される経験としては、アクセスの多いサービスでの速度改善、Sidekiq などを使った非同期処理、決済や外部サービスとの連携、技術的な負債の解消、メンバーのレビューや育成などが挙げられます。
Rails案件のクライアント
発注が多いのは、自社のWebサービスを育てている事業会社やスタートアップです。業務用の SaaS、人材、EC、フィンテック、ヘルスケア、メディアと、業種は幅広く分かれます。
開発チームは数名から十数名ほどの規模が多く、プロダクトマネージャーやデザイナーと直接やり取りしながら進める体制がよく見られます。仕様が固まりきっていない段階から関わることも多いため、実装だけでなく、仕様の相談に乗れる人が歓迎されます。
このほか、受託開発会社がクライアントのサービス開発を進めるために、Rails エンジニアを業務委託で募集するケースもあります。