海外のブログで検索数0のKWを狙う戦略についてまとめられていて面白かったので、日本語に直しつつ、解釈をまとめていきます。大手になかなか勝てない中小企業のSEOとしても大切な考え方です。
How to Work With Zero Search Volume Keywords: A Process for Finding & Leveraging Low to No-Volume SEO Keywords
https://thegray.company/blog/zero-search-volume-keywords-research-implementation
検索数0KW戦略
まず検索数0のKWを狙う戦略をざっくりいうと下記。みんなが狙わない検索数0のKWを狙うことで競合を避けることができるので中小企業でもできる。
- キーワードプランナーなどに検索数が0と出るKWを狙い撃ちにする
- これらは実際に0な訳ではなく、まだ少ないがために計測できていないKW
- ライバルは大きいKWから狙うので競合が非常に少ない
- また、日々googleには新しいKWが追加されているので0KWが化ける可能性もある
従来の考え方との比較
今までは検索量の多いものから順に対応していく人が多かったと思いますが、googleアップデートでドメインが優先されるようになり、強いドメインを持たない中小メディアは戦い方を変更することを余儀なくなされました。
その答えの一つがこの0KWを狙おうというものです。正直、個人的には0である必要はないと思うんですが、細かいKWを狙っていくのは今後主流の考え方になってくると思います
KWの見つけ方
じゃあ、その検索量が少ないKWをどう見つければいいのかについて考えていきます。
2種類の0KW
0KWには2種類あって
- 前からあるが検索量が少ない
- 新しいKWでまだ少ないが今後大きくなる
後者を狙うことができたら後々大きくなる可能性がありますし、強いドメインの競合に対しても先行者メリットで勝つ可能性があります。前者は検索量は少ないが、CVには繋がるというKWであればベターです。
GSCなどからKWを探し、営業チームにヒアリング
見つけ方としては、GSCなど下記からKWを見つけてきて、業界に詳しい人にヒアリングするのがいいです。まだ検索量に反映されていなくてもオフラインでは既に盛り上がっている可能性があるからです。
- GRCで自社サイトに来ている検索KWからキーワードプランナーで検索
- google検索結果のSERPなどから
- twitterで盛り上がっているKW