個人事業主、または一人会社で独立した際に気になるのが節税。税理士さんも結構節税関連の動画を出してはくれているのですが、具体的なところは濁していたりします。
というのもどこまでが経費として認められるかなどのルールって憲法みたいなもので具体的に決められていないものも多く、最終的には税務調査で確認するねというものもあります。ここを断言しちゃうと責任取れないし、同業者から怒られたりしちゃうんですよね。なのでなかなか税理士さんだから逆に断言しにくい。
今回はその中でもかなり具体的に説明してくれている動画を重要なポイントごとに分けて紹介していきます。
節税の重要ポイント
節税を考える上で重要なポイントは下記になります。
- 法人化のタイミング
- 報酬額
- 網羅的な節税手段
- 落とし穴はないか
一番は所得を会社に残すか、個人の報酬にして所得税を払うかです。所得税がかなりの割合を占めるのでこれをどうするかが重要になってきます。そのためまず法人を作って、そこにお金を貯めるか、法人を作る場合、どれくらいの割合残すかが重要になってきます。
その上でそれ以外に代表的な節税手段を網羅的に知り、自分に合ったものを採用していくというのがいいでしょう。
ただ、節税もやりすぎると脱税になったり、複雑になりすぎたりします。そういった落とし穴がないかも調べる必要があります。
今回は上記ポイントごとに参考になった動画を紹介していきます。
法人化すべきタイミング
大河内先生の上記動画は法人化するのが節税含めてどういうメリットがあるかを解説しています。
といっても正直節税以外は信用が上がるかどうかがほとんどです。確かに法人の方が信用はあると思いますが、これは業界だったり業務内容によって重要度が変わってくるのでそこと照らし合わせて考えましょう。
もっと具体的に課税所得いくらから法人化したほうが良いかは下記の河南先生の動画がお勧め。
報酬金額を決める
上記は売上別に一番節税できる役員報酬を教えてくれる動画です。

役員報酬がなぜ大切かというと1000万所得があった際に法人に残した分は法人税の対象に役員報酬で個人に支払った分は所得税の対象になります。これにより、税率が大きく違うからです。
ただ、難しいのは節税を考えた際にどの配分がいいかは所得の規模によって変わってきます。そのため、いろんな動画見ていても結局自分はどうすれば良いんだろうと悩んでいた人も多いはず。上記動画では3パターンに分け、各所得の規模ごとに適切な役員報酬の金額を解説してくれています。
網羅的に節税方法を知りたい
上記動画では網羅的に節税方法が紹介されています。この中で無理ない範囲で自分にあう節税方法を試してみるのをお勧めします。
オタク会計士chで落とし穴がないかを調べる
オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する
https://www.youtube.com/c/otakuCPA/videos
上記は山田さんろいう会計士さんのチャンネルで話題のものが実際どうなのかを赤裸々に教えてくれるチャンネルになります。
上記のように今流行っている社会保険料削減ビジネスの落とし穴や
無税入門という本の落とし穴を解説しています。この無税入門という本はサラリーマンが副業で経費、控除を計上して無税にするというスキームなのですが、その落とし穴について解説されています。このスキームは裁判で負けている例もあるので安易に真似をするのは危険です。
社長の資産防衛チャンネル【税理士&経営者】
https://www.youtube.com/channel/UCzocv7nCk2DyNCYSinYH_HA
このチャンネルは法人で社長が法人、個人の資産をどう守るのかを解説しています。結構具体的だし、ぎりぎりの節税をせめていきます。
突発的な利益を翌期に
上記は急に期末近くに利益が上がってしまって、税金が重くなってしまう!というときに翌期に利益を移す方法。決算時期をうつすというそんなのありなんかって方法だが、意外と動画を見てみるとありだなと思いました。乱発はできないですが。
日本一わかりやすい ひとり社長の節税 〜税理士YouTuberが“本音”で教える〜
つぎはあまり良くなかった本なんですが、下記の本はあまり参考にならなかったです。。。個人事業主も一人社長として法人化したほうが良いよという話なんですが、家族を従業員にすることで年収が高くなくても法人化したほうが良いという話なんですが、家族がいないとそこまで参考にならないですね。。。また上記の動画にでていない新しい情報はなかったので買わなくてもいいかなと思います。