googleのジョンミュラー氏が「SEOブログ読んでいる暇があったら良いコンテンツ作れ」と言って、SEO業界から若干批判があがっています。今まで一緒に良い検索環境にしようと頑張ってきたのになんだよ!となったわけですね。まあ、これはSEO業界の人から見るとたしかにちょっとかわいそう。
SEOのノウハウは意味がない?
じゃあ、SEOの勉強は意味ないのか?というとそういうわけでももちろん無いです。ただ、意味合いや重要度はたしかに変わってきています。昔はリンク数やどういうコードを書くのか(いわゆる内部施策)など結構テクニカルな部分が重要だったのですが、今はgoogleが賢くなり、そのテクニカルな部分をしなくてもちゃんと認識してくれるようになりました。
また、テクニックでリンクを増やしたり(例えば買ったり)しても、これもgoogleが賢くなったせいで看破されるようになりました。
その流れによってコンテンツ自体が独自性があり、面白いということの比重が上がっていったんですね。これは良いコンテンツを出せば、SEOのテクニックがなくてもちゃんとユーザーに伝わるのでむしろいいこと。
ただ、SEOが意味ないということはもちろん無くて、今は検索の情報をちゃんとモニタリングしてこのキーワードで来たユーザーにこういうコンテンツを見せようなどのモニタリングをちゃんとしてコンテンツを改善していったり、ちゃんと正しく検索エンジンに読み込まれるようにしようというところでSEOのテクニックが必要になっています。
多くの経営者に言いたいここに金をかけよう
SEO対策やテクニックを調べるのは意味がない!とは思いませんが、多くの経営者がSEOコンサルにお金は払うのにコンテンツにお金を払わないのは意外です。コンテンツの重要度が上がっているので、コンテンツ制作の費用に重心をおいたほうがいいかと思います。
例えば50万予算があったら40万ぐらいコンサルに払うのではなく、専門家を連れてきて5万の記事を8本作って10万コンサルに払うほうがいいのになと思うことは多いです。
ぜひ一度SEOの予算配分について考えてみてください。