ファクタリングの契約時にチェックしておきたいのが償還請求権です。償還請求権があるかないかでリスクが変わってくるので解説していきます。
償還請求権とは?
償還請求権とは請求先が倒産などして資金が回収できなくなった際にファクタリング会社が請求元(ファクタリング利用者)に請求できる権利。償還請求権のないファクタリングはノンリコースという。
ファクタリングに償還請求権を認めるかはまだ議論中
そもそもファクタリングにこの償還請求権を認めていいのかというのは現在も議論されています。というのもファクタリングは請求の権利を売買しており、権利には責任やリスクも伴うからです。もしこのリスクがない場合、融資などと変わらないので借金として取り扱うべきなんじゃないかという意見もあります。
償還請求権のあるファクタリングのメリット
償還請求権がある場合、ファクタリングの会社からするとリスクが大幅に減るので審査も緩くなり、迅速に対応することができます。どうしても早く現金が欲しく、請求先も信頼できるところであれば償還請求権があるところを狙うのもありです。