ビザスク2025年1Q決算解説!ビザスクliteは成長しているのか?

目次

マーケター、エンジニアを月1時間からジョインできるプラットフォーム

airteamは月1時間からマーケターやエンジニアに相談できるプラットフォーム。 雇うのはハードル高いけどプロをチームに入れたい。そんな経営者のためのサービスです。 相談にのる方も募集しています。

タスクなしだから月一時間からジョイン可能

作業はなくオンライン相談メイン。 月1時間からさっと経験者に継続的に相談できます。

多様な経験者を雇用するより何倍も早くチームに

あらゆるジャンルの経験者がいるので あなたのチームのノウハウの選択肢が広がります。

NDAはすでに締結済み、契約もスムーズ

契約の煩雑なやりとりはなく、NDAはすでに締結済み、書面のやりとりはありません。

ビザスクの2025年2月期第1四半期決算がでたのでまとめていきます。PdM視点でプロダクトがどういう状態でどう伸びていきそうか予想も混ぜていきます。

2025年2月期第1四半期決算 概要

概要をざっくり説明すると下記

  • 取扱高37億円(前年同期比15パーセント成長)
  • 営業収益25億円(前年同期比15パーセント成長)
  • 営業利益3.86億
  • colemanのソフトウエア開発費の計上方法を変更

事業内容

ビザスクの事業はメインは下記

  • 国内法人事業
  • 国内ENS事業
  • 海外ENS事業

ENSはENS=Expert Network Serviceの略。ビザスクはもともとはエキスパートと呼ばれる専門知識、業界知識を持った人をつなげるプラットフォームを運営しており、それをENSとよんでいる。

そこから現在はレポートをまとめたりコンサル業務も行うようになり、そのコンサル業務を国内法人事業とおいている。

国内法人事業と国内ENS事業の違い

国内法人事業と国内ENS事業の明確な区分けは資料で見当たらなかったがおそらくENSがビザスクlite、ビザスクinterview、ビザスクnowなどマッチングして業界調査などをできる事業をさし、国内法人事業がreportなどコンサル業務の受託を指していると思われる。

ビザスクliteはどれくらい伸びているのか?

ビザスクというとプラットフォーム上で専門家の人に相談できるサービスを思い浮かべると思います。

ビザスクliteとビザスクinterviewがそのサービスにあたり、違いは下記になります。

ビザスクinterview

  • フルサポート形式: ビザスクスタッフがアドバイザーの選定からスクリーニング、日程調整、インタビューの実施までをフルサポートします。
  • 非公開アドバイザーや海外アドバイザー: 非公開アドバイザーや海外のアドバイザーにも依頼が可能です。
  • 料金: 1時間あたりの平均料金は80,000円から90,000円です。

ビザスクlite

  • セルフサービス形式: 利用者自身がアドバイザーを検索し、直接相談を行います。
  • 公開アドバイザーのみ: 公開されているアドバイザーのみとのマッチングが可能です。
  • 料金: 1時間あたりの平均料金は30,000円です

プロダクト別の取扱高推移

プロダクト別の取扱高の数字は出されてなく、下記のグラフのみになります。

具体的な数字がなかったので上記グラフの長さから割り出してみました。

2024 1QのLTM(直近12ヶ月間の数字)はビザスク取扱高が8億で全体の19%ほど。成長率は103%でそこまで成長はしていない。

  • ビザスクinterviewを中心とし、reportなどをクロスセルしている
  • 今後単価の高く、クロスセルできるビザスクinterviewの方を注力すると思われる

ただ、ビザスクliteのエキスパートはinterviewでも活躍できるのでエキスパート側の集客は緩めないはず。

colemanの開発費用の計上方法を変更

買収したcolemanの開発費用の計上を変更。

ざっくりいうと今まで資産として減価償却していたが一部資産ではなく定常的にでる経費として計上するというもの。日本がもともとそういう考え方でそれに合わせるのが目的とのこと。

今後の方針予測

ビザスクliteではなく、単価が高く、クロスセルの狙えるビザスクinterviewに力を入れていくと思われます。

売上の伸びのほとんどがreportなどのクロスセルするコンサル業務なのでコンサル人員の増加を今後していくんじゃないかと思います。

良くも悪くもプラットフォームを使うけどメインはコンサルみたいなコンサル、調査会社になるのかなと思います。