google(alphabet)の2024年2Q決算が出ました。感想としては特に変わらずになります。
決算概要
- ビジュアル検索、今日1億台以上のAndroidデバイスで利用可能なCircle to Searchによる検索クエリの多様化
- waymo
- サーチ&その他の売上高は、前年同期比14%増となった
- しかしネットワーク収入は前年同期比5%減。
ネットワーク収入の低下と3rd party cookie廃止の廃止
広告収益全体では上がり続けているがネットワーク収益、つまりadsenseなどのgoogle以外の媒体に出している広告収益は下がり続けている。
3rd party cookieが各社測定しにくくなっていることなどが要因として挙げられ、googleもchromeでcookie廃止しようとしていたがやはり売り上げが下落し続けると思ったのか廃止を取りやめた。
waymoへの50億ドルの追加投資
waymoはalphabetの自動運転の事業だが、サンフランシスコとフェニックスで毎週5万件の有償ツアーなどで現在までに200万回の移動を完了している。
実験は順調に進んでいて50億ドル追加で投資するとのこと。
waymoの歴史
- Waymoは2016年12月13日に、Googleの自動運転車開発部門が分社化して誕生した企業です。Googleは2009年から自動運転技術の開発を行っており、2015年には公道でオリジナルの自動運転車の走行を成功させていました。
- Alphabetとの関係
WaymoはAlphabet傘下の自動運転車開発企業です。Alphabetは2015年8月10日にGoogleが設立を発表した持株会社で、Googleの事業を再編成する目的で作られました。 - 自動運転技術の開発
Googleは2010年10月に自動運転の開発を開始したことを発表し、その後急速に開発を進めました。Waymoに引き継がれた自動運転技術には、LIDARなどの高度なセンサー技術や人工知能が使用されています。 - 商用サービスの展開
Waymoは2018年12月に世界初の自動運転タクシーサービス「Waymo One」の商用展開を開始しました。現在はアリゾナ州フェニックスやサンフランシスコなどで展開しており、一部の車両は完全無人で運用されています。