GA4移行解説!GoogleAnalytics(UA)からの移行を初心者向けに解説

目次

マーケター、エンジニアを月1時間からジョインできるプラットフォーム

airteamは月1時間からマーケターやエンジニアに相談できるプラットフォーム。 雇うのはハードル高いけどプロをチームに入れたい。そんな経営者のためのサービスです。 相談にのる方も募集しています。

タスクなしだから月一時間からジョイン可能

作業はなくオンライン相談メイン。 月1時間からさっと経験者に継続的に相談できます。

多様な経験者を雇用するより何倍も早くチームに

あらゆるジャンルの経験者がいるので あなたのチームのノウハウの選択肢が広がります。

NDAはすでに締結済み、契約もスムーズ

契約の煩雑なやりとりはなく、NDAはすでに締結済み、書面のやりとりはありません。

今回はGA4に移行する方法について画面共有付きで解説していきます。なんでこの話をするかと言うと、前のバージョンのGoogleAnalytics(UA)の廃止が7/1に予定されているからです。この日からGA4への移行をしなければいけません。今回は期限ぎりぎりに移行したい初心者マーケターや経営者の方でもわかるように解説していきます。

全体の流れとしては下記になります。

  • GA4とは?
  • 移行の手順(画面共有
  • GTM経由での設定(画面共有
  • 移行の際の注意

それぞれの手順や用語について解説していきます。

そもそもGA4とは?

「Google アナリティクス4 プロパティ(以下、GA4)」とは、2020年10月にリリースされたgoogle analyticsの最新版です。前のversionのgoogle analyticsをUA(ユニバーサルアナリティクス)といいます。

なぜ昔にリリースされたGA4が今話題になっているのかというと7/1に強制移行が行われるからです。

下記ドキュメントによると7/1以降も6ヶ月はUAも見れるらしいですが、そのあとどうなるかは発表されていません。データが見れなくなるものとして考えたほうが良いです。

https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja

そもそもGTMとは?

今回、GA4だけでなく、GTMについて解説します。そもそもGTMがなにかというとタグを一括管理するツールになります。GA4はそのままサイトに設置しても動きます。しかし、GA4以外にもサイトにタグを設置する可能性は高いです。その際に都度都度コードを書くのも大変ですし、管理していくのも大変です。

GTMを設置しているとコードを書かずにタグを設置できる上に管理もGTM上でできます。

そのため今回このGTMを経由してGA4を設定します。

GTMはサイトを作った際には必ず導入しましょう。

GA4とUAの違い

違いは下記になります。考え方が大きく変わるので別物として見たほうが良いです。

  • ユニバーサルアナリティクスはページ単位=行動でページ単位(url)の測定を基盤にしていたが、GA4はイベント主体
  • セッションからユーザー単位での測定をメインに
  • webとアプリを横断して見れる

移行の手順

では移行の手順について解説していきます。今回、UAからの移行なのでもともとUAを持っているという前提で解説します。

以降の全体の流れは下記になります。

  • UAからGA4のプロパティ(アカウントのようなものと捉えてください)を作成
  • そのプロパティをもとにGTMに設定タグを設定
  • GTM経由でイベントタグを設定

下記のドキュメントを参考にUAからGA4に移行する際の手順をまとめていきます。

[UA→GA4] 移行ガイド: 初心者向け

https://support.google.com/analytics/answer/13486733?hl=ja

  • まずはUAのアカウントを開きます
  • 管理ボタンをclick
  • プロパティのGA4 設定アシスタントをclick
  • 「新しい Google アナリティクス 4 プロパティを作成する」のはじめにをclick

上記でUAからGA4のプロパティを作成して開始できます。移行というよりもUAを残しつつ、UAと同じ名前、サイトのGA4プロパティを作成するといったほうが正しいかもしれません。

GTMでのタグの設定

次にGoogleTagManager(通称GTM)でGA4を設定する方法について解説していきます。

[GA4] Google タグ マネージャーで Google アナリティクス 4 タグを設定する

https://support.google.com/tagmanager/answer/9442095?hl=ja

GTMで設定するのは2種類

GTMで設置するタグは2種類になります。

  • 設定タグ
  • イベントタグ

設定タグというのは土台になるタグになります。GTMのアカウント情報を設定するもので全ページに設定します。

イベントタグはイベント各自に設定するタグです。例えば申し込みなどですね。測定したいCVもこのイベントタグで設定してそのイベントをコンバージョンに変更することで設定します。

設定タグの設置

手順は下記。

  • [タグ] > [新規] をクリックします。
  • [タグの設定] ボックスで [Google アナリティクス: GA4 設定] を選択します。
  • [測定 ID] に「G-」形式の ID を入力します。
  • pageview を自動的に送信するには、[この設定が読み込まれるときにページビュー イベントを送信する] をオンにします。
  • すべてのページのトリガーを作成

イベントタグの設置

イベントタグの設定の手順は下記。

  • [タグ] > [新規] をクリックします
  • [Google アナリティクス: GA4 イベント] を選択
  • [設定タグ] 欄で、使用する Google アナリティクス: GA4 設定タグを選択
  • [イベント名] に、イベントの名前を入力します。この名前がGA4に反映されます。

GTM経由でのイベントタグの設定

https://support.google.com/tagmanager/answer/13034206?sjid=12674532938288312538-AP

UAからGA4へ移行する際の注意

今までUAからGA4に移行する手順について解説してきました。これからは以降に際しての注意について話していきます。

UAのデータはGA4に移行できない

まず、一番多い質問がデータを移行できるかです。

これはできません。というのもUAとGA4のデータの形式はかなり違います。そのため移行できないというよりももう別物なのでデータが違うもので表示できないが正しいです。

UAはいつまで見れるの?

下記公式発表によると7/1以降もデータを見ることはできますが、6ヶ月後にどうなるかはわかりません。基本的には見れなくなるものとして動きましょう。

ユニバーサル アナリティクスは廃止されます

https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja