chatGPTのAPIが公開されました。このAPIを使って多くのアプリケーションができると思うので概要と使い方についてまとめていきます。今後この記事で最新情報をまとめていくのでよかったらこの記事のURLを保存してください。
APIの概要
openAIの公式ページ
https://openai.com/blog/introducing-chatgpt-and-whisper-apis
ChatGPTのAPIで呼び出せる言語モデルは、ウェブブラウザで利用しているChatpGPT製品と同じモデルであるgtp-3.5-turbo。
APIのdocument
https://platform.openai.com/overview
chatGPT4のAPIもwaitlist公開
chatGPT4のAPIも公開される予定です。下記がwaiting list。
https://openai.com/waitlist/gpt-4-api
注意
APIを使うにあたって注意もあります。
APIに渡されたデータは保存されない
以前はAPI経由で入力された情報は学習に利用される可能性があったのですが、0日間保持しますが、API経由で送られたお客様のデータを弊社のモデル改良のために使用しない形になりました。
利用料金
利用料金は1000トークンあたり0.002ドルになります。日本円だと約0.27円。トークンとは英語の場合、1単語=1トークンと計算され、カンマやピリオド、クエスチョンなどの記号も1トークンとしてカウントされます。日本語の場合は1文字が1トークン以上とカウントされ、ひらがなは1トークン、漢字は2,3トークンにカウントされることが多いです。
chatGPT APIの利用料金
仕様
ざっくりとした仕様は下記
role
チャットで送るテキストが誰からのものかを指定するのがroleになります。
- system:ChatGPTに対して「どのように振る舞ってほしいか?」や「どのような状況下か?」などの「条件を指示」をするロール。
- user:ユーザーからの「プロンプト(指示や質問)」を送るロール
- assistant:これまでのChatGPTが生成した「返答の履歴」を共有するロール。
ファインチューニング
ファインチューニングというのは事前に学習させることです。例えば何か専門知識を持たせたり、キャラの設定したりできます。
cgatgpt3ではできますが、他はまだできません。
公式ドキュメント:ファインチューニング
https://platform.openai.com/docs/guides/fine-tuning
節約するために
chatGPTは会話型で今までの文脈があると精度が増します。ただ、文脈付きでAPI経由で送るとその分tokenが消費されます。いくつ前までの会話を送ると制限することで節約できます。