この記事ではKPIとKGIの違いと会社で運用する際によく陥る罠についてまとめていきます。
この記事は下記動画でも解説しています。
KPIとは?
KPIは「Key Performance Indicator」の略で目標に対して重要な指標を指します。定量的な数字で設定されることが多いです。
KGIとは?
KGIは「Key Goal Indicator」の略で最終的な目標になる指標になります。こちらもKPI同様定量的な数字で設定されることが多いです。定量的な指標でないと目標達成したかが分からないからです。例えばユーザーに喜んでもらおう!だけだと一人のユーザーに良かったよと言われてそれだけで達成しているか達成していないのかが判断できません。
KPIとKGIの違いは?
KGIは最終目標でKPIはそのKGIの要素になります。例えばLPの申込数をKGIにした場合、申込数を下記で要素分解します。
申込数 = LPの訪問数 × CVR(申し込み率)
ここで訪問数がより重要だねとなったらLPの訪問数がKPIになります。KPIは必ずKGIに紐づいているものになります。
なぜKGIが必要か?KPIだけだと陥る罠
KPIとKGIの違いについて解説しましたが、なんで分ける必要があるの?と思う人もいるかも知れません。重要なら全部KPIにすればいいじゃんと。これはKPIだけだと本当に大切な指標を見失って、意味のない数字を追ってしまう可能性があるからです。
例えば上記のLPの例でいくとKPIであるLPの訪問数のみだと申し込みに繋がらないけど訪問数を上げやすいユーザーを追うでも達成できてしまいます。ただ、それだと結局最終目標を達成できないので意味ありません。
KGIを設けることでちゃんと最終目標につながる意味のあるKPIの上げ方ができるのです。